私は関東地方の人間ですので、九州へ行く機会はそれほど多くないです。
数年に1回、旅行で行くか行かないか、という頻度でしょうか。です
が、そうしてあまり行かないからこそ、行ったときはとても印象深い思い出が心の中に残ります。
それって、とても素敵なことですよね。
私が初めて九州の地を訪れたのは、高校のときの修学旅行でした。
場所は長崎、歴史的にも大きな意味合いのある場所だったので、
その部分を考慮して選ばれたんでしょうね。当時はそこまで深く考えていませんでしたが。
修学旅行は「修学」と名がついてはいるものの、どちらかと言えば友人たちと
ワイワイするのが楽しいイベントです。
旅先でのちょっとしたトラブル、異性と二人きりでグループを抜け出してみたり、
友人と学校では話せないようなことを話したりなどです。
そんな修学旅行では、クラスメイトの新たな一面が発見できたりするので、
それがとても楽しいんですよね。
そんな修学旅行の記憶と一緒に残っているのが、やはり長崎のホテルに宿泊したことです。
ホテルに泊まることなどそれまでの日常生活でほとんどありませんでしたので、
それだけでも十分非日常的でした。泊まったホテルの名前は忘れてしまいましたが、
とても豪華な食事を用意してもらったというのは良く覚えていますよ。
長崎のホテルらしく海の幸をふんだんに使った料理は、まさに舌鼓を打つという表現がピッタリで、
とてもおいしく食べることができましたね。
それだけでも、テンションが上がるのに部屋から見える夜景がとても素晴らしかったです。
私が所属していた班はとても男くさかったのでロマンチックという言葉からは程遠かったですが、
それでも心が洗われるほど美しい夜景を長崎のホテルから見たことで、
誰もが押し黙ってしまったのは思い出に残りました。
その後大人になってからの九州旅行では、福岡や佐賀へ行きました。
長崎へは修学旅行以来行っていないので、近々計画を立てて行ってみたいと思っていますよ。